東京は、朝から強い日差しでもう真夏日!ですね。
今日の最高気温は32度!!
あまりに暑いのでスタジオを飛び出して、図書館のような蔦屋に避難しています(笑)
今年は、例年より早い梅雨明けで、関東は降水量が少なかったのが心配ですが、農業に影響がないといいですね。
さて、日差しが強い日に運転すると、いつもより体がだるく感じたり、海でぼーっとしているだけなのに何となくどっと疲れていたり、と感じることはありませんか?
太陽から紫外線を浴びると、身体の自己防衛が働き、活性酸素が発生します。
活性酸素は免疫機能の一部として、身体に侵入してきた細菌やウイルスをやっつけるのですが、増え過ぎてしまうと活性酸素が正常な細胞まで攻撃してしまいます。
それにより疲労物質が身体の中に溜まってしまうのです。
疲労物質が身体に溜まると、勿論、疲労は身体に蓄積します。
だから紫外線を浴びると疲労してしまうのですね。
紫外線による疲労を予防
(1)正午頃は屋内で過ごす!
最も紫外線が強い時間帯は正午頃なので、できるだけその時間帯は屋内で過ごせるといいですね。
(2)サングラスをかける!
目は紫外線を受けると、網膜で活性酸素が発生します。この活性酸素が網膜の細胞にダメージを与えることで視神経が疲弊し、視界が著しく悪くなります。
吹雪や土砂降りの中での運転、日が落ちた後や濃霧での登山や吹雪の中でのスキーなど、視界が悪い中での運転や活動はドッと疲れたはずです。
このように視界が悪くなると、脳は聴覚や触覚など他からの情報をいつもの何倍も取得して補おうとするため、肉体的・精神的な疲労につながるのです。
ぜひ、オシャレも兼ねて素敵なサングラスをかけてお出かけくださいね。
疲労解消に必要な栄養
紫外線による活性酸素を除去し疲労解消に必要な栄養は、ビタミンB群、ビタミンA,C,E、βカロチン、マグネシウム、亜鉛などです。
そして、何より必要なのが「クエン酸」です!
なぜ、クエン酸が必要か?
紫外線によりダメージを受けた細胞を修復するにはミトコンドリアで作られるアデノシン三リン酸(ATP)が必要です。
細胞内にはクエン酸回路というものがあり、エネルギー不足の状態になると体内に蓄えられていたグリコーゲンや食事から得られたブドウ糖を分解する事で再びアデノシン三リン酸を生産してくれます。
このクエン酸回路を活性化させるのがクエン酸なのです!
クエン酸といえば「酸っぱい」味のするものです。
レモン、ライム、リンゴ酢、ワインビネガー、そして、最も効果の高いのが「梅干し」です。
「梅のすごい効果」はこちらのブログをご覧くださいね。
関連記事:「梅のすごい効果」
前置きが長くなりましたが、クエン酸回路を活性化し、夏の疲れを吹き飛ばしてくれる「梅ドレッシングレシピ」をご紹介しますね。
‘酸っぱい’梅ドレッシングで夏の疲れを吹き飛ばす!!
【梅ドレッシング】
<材 料>
- 梅干し・・・3個
- ごま油・・・大さじ3
(又はオリーブオイル) - 醤油・・・大さじ1
- 手作り発酵ジュース・・・大さじ1
(又はみりん)
<作り方>
- 梅干しは種をはずして果肉を細かくたたき、ビンに、他の調味料を入れてよく振る。
- 梅干しの塩分が薄い時は、梅の量を増やす。
【疲労解消抜群の梅ドレッシングサラダ】
<材料>
- サラダ菜・・・1個
(又は、小松菜など青菜) - オクラ・・・3本
- ミョウガ・・・3本
- 油揚げ・・・1枚
- 梅ドレッシング・・・適量
<作り方>
- 油揚げは余分な油を湯どうしで取り除き、水気をよくふきとって、食べやすい大きさに切る。
- ミョウガは細切りにする。
- サラダ菜は葉を一枚ずつはがして、洗い、水気を切って皿に盛り付ける。
- オクラは洗った後、斜めの細切りにする。
- サラダ菜の上に、長ネギ、油揚げ、オクラをのせ、梅ドレッシングを適量かける。
梅干しのクエン酸はもちろん、紫外線による活性酸素を除去し疲労解消に必要な栄養素、ビタミンB群、ビタミンA,C,E、βカロチン、マグネシウム、亜鉛が全部入ったサラダで、この暑い夏をぜひ、吹き飛ばしてくださいね!
~参考:疲労解消に必要な栄養素~
◇ビタミンB群
海苔など海藻類、青菜やナッツ類、酵母菌で発酵した発酵食品、味噌
◇亜鉛
焼き海苔、大豆製品など
◇マグネシウム
ゴマやアーモンド等のナッツ類、大豆製品
◇β-カロチン
緑の濃いほうれん草、小松菜、葱など青菜、人参、カボチャ、トマト
こんな暑い夏を乗り切る情報満載の楽しいイベントや講座が、7月~8月目白押しです。
ぜひ、気になるイベントがあったら、ご参加くださいね。
美味しくいただきながら暑い夏を一緒に吹き飛ばしましょう!