「お肉なくても大丈夫だね!」
と、私の横で美味しそうに頬張ってらっしゃったのは、急成長の会社を牽引する女性社長Oさん。
大病を患ってから一切お酒を絶ち、食からの健康に気を使うようになったそうです。
「今でも私は、たまにお肉食べるよ!しかし、今日の食事は、お肉なくても十分だね」
「確かに、確かに」と、かつてお肉大好きな私もうなづいていると、隣のお二人連れも、「本当にお肉なくても大満足!」とニコニコ顔。
実は、今週は、2夜続けて、ベジタリアン専門レストランでのイベントでした。
1回目は、フレンチ出身で日本のベジ料理を牽引されている加藤俊之シェフが、長年総料理長をされていたロンギングハウスを卒業されるということで、ロンギングハウス神宮前にたくさんのベジ好きな方たちが集まってきました。
10年以上前、屋久島でホテルのシェフをされいた頃、外国国籍のご夫妻がベジタリアンメニューを希望されたそうです。
その時、心を込めてお出ししたところ、いたく感激してくださり「普段は、東京在住ですが、外食できるレストランがないんです。」との言葉を聞いたシェフは、食事に制限がある人でも楽しく食べられるレストランに挑戦したいとの思いから、ロンギングハウスは東京でも珍しいベジタリアン専門レストランとなったのです。
そして、今年は、ハラール認証も取得されたそうです。
どんな人でも美味しく食べてもらいたいとの熱き思いの加藤シェフの次なるステージが益々楽しみです!
2回目は、ベジ・グルテンフリー・オーガニックなど、ヘルシーな食のライフスタイルを発信するWebマガジン’Vegewel’主催の第一回ミートアップ(オフ会)に参加。
ミートアップの会場は三軒茶屋のお隣の駅、駒沢大学駅にある ベジ専門店’CORI.’
徒歩14分で行ける所に美味しいベジレストランがあったなんて、全然知りませんでした。
更に、駒沢大学駅で、土日限定のベジタリアンレストラン ‘vegbon’オーナーともご縁をいただき、近場で食べられるところが増えてワクワクです。
駒沢大学駅には、’ミケ’いうベジレストランもあるそうです。こんな近くにベジ専門レストランが3店舗もあったなんて驚きです!
そして、ベジ好きな方の集まりは、ちょっとふわふわしていて、優しくって居心地いいのがたまりません。
地球環境を守るためにも!
2019年今年は、成田空港や羽田空港にもベジ専門レストランができたり、急速にベジワールドが増えるのを感じます。
今年に入り、マックやGreggsのような大手のチェーン店がイギリスでヴィーガンのメニューを導入したり、300万人ものイギリス人が今年ヴィーガンになるという調査結果も出ているそうです。
ベジタリアンやヴィーガンになるのは、自分や家族の健康のためという目的もありますが、地球の環境のために、未来の地球のためにという視点もあります。
現在の家畜の問題と地球環境の問題についても、メルマガでご紹介できればと思います。
「お肉なくても十分美味しい」ベジの世界をぜひ知ってもらえたら嬉しいです。