今、福岡に向かう飛行機の中で書いています。
九州は鹿児島出身なので、福岡に向かうというだけでワクワクするから不思議です。
さて、インフルエンザが流行っていますね。
この時期になると、友人や生徒さんから相談が相次ぎます。
「食欲がないんです。
力が全然出ません。
こんな時は何を食べればいいんですか?」
(私)
「早く治るコツは、食べないことだよ~」
(友人)
「えっ?!」
「力が出ない時は、消化にいいのを食べたほうがいいんじゃないの?」
力が出ない時は、消化に良いものを食べたほうが良い
私も、真の食事法を学び体験する前まではそう思っていました。
喘息の持病を持っていたことで、年に何回も熱を出し風を引いていました。
そして、少し元気になると、力をつけるために「ステーキ」を食べに行っていました^^;
さて、なぜ、病気になると「食欲がなくなる」のでしょうか?
それは、病気がひどくならないための自己防衛反応なのです。
「食べる」と、体に相当な負担をかけるからです。
私たちの細胞は、食べたものを最小単位の分子レベルまで分解できないと細胞膜から細胞内に栄養を取り込むことができません。
食べ物を分解して栄養素に変えることを「消化」と言います。
分子レベルまでに分解するのですから、消化するためには相当のエネルギーが必要です。
ならば、
消化するためのエネルギーを使わずに、病気を癒す方にそのエネルギーを使えば、
その分、早く治るということです!!
さらに、
病気を癒すためには
・発熱してウイルスをいち早く殺し
・殺したウイルスや炎症によって排泄が必要な細胞を速やかに体外に排泄し
・炎症によって傷ついた細胞を再生する
ことが必要です。
しかも、できるだけ速やかに!!
その働きの重要な役割を果たしてくれるのが体内で作られる
「代謝酵素」
です。
ところが、力をつけるために食べてしまうと
消化のために「体内酵素」が使われてしまい、代謝酵素にあまり回すことができないのです。
代謝酵素の働きが弱いと、なかなか病気は癒されません。
■消化に体内のエネルギーを無駄遣いせず、代謝に回してあげる
■消化酵素を無駄遣いせず、代謝酵素に回してあげる
つまり、「食べない」ことで、体の治癒力が増すのです!
ロシアはドイツでは、古くから「断食療法」と言って、心臓病や高血圧、糖尿病、皮膚疾患、性疾患までも、病院で断食療法を取り入れて病気治療をしているところがあります。
アティーバでは、11年前のスクール開校同時から「断食=ファスティング」を取り入れて指導しています。
日常の中で、気軽にできるプチ断食を覚えてしまうと、体を上手にケアすることができます。
食べない健康法なんて信じられないかもしれませんが
信じるも信じないもあなた次第。
昨夜もインフルエンザがなかなか治らない生徒さんからヘルプLINEメッセージがありました。
そして、食べないことで早く治る体のメカニズムをお伝えすると
「食欲がないのは、体が治そうと頑張っているんですね。
安心しました。そして、少し元気になりました。」
と嬉しいお返事をいただきました。
寒くて乾燥するこの時期は、
風邪やインフルエンザが蔓延する時期です。
力をつけるために「食べる」ではなく
早く体内の治癒力を高めるために「食べない」を選択してみてはいかがでしょうか。
ただし、
常温の浄水はしっかりと飲んでくださいね。
酵素の働きを高めてくれる「手づくり発酵ジュース」を薄めたお水はさらに効果を高めてくれます。