前回、牛乳についてのお話をしたところ、たくさんの牛乳アレルギーのお子さんを持つ親御さんから、多くの反響をたいただきました。
初めて娘にアイスを食べさせることができます!
長野県から「発酵リビングフードアンバサダー講座」に学びにいらっしゃっているTさん。
長年の体調不良をなんとか食事で改善したいとの強い思いで参加されています。
体調を見ながらですが、ご自宅で学べるライブ講座と、三軒茶屋の本校での通学講座と、上手に組み合わせながら受講されています。
そんなTさんが、アンバサダー講座のレッスン5で学ぶ、「バナナと季節のフルーツのジェラート」を作りながら、嬉しそうに、
「これで、初めて娘にアイスクリームを食べさせてあげられます。うちの娘は乳製品のアレルギーで幼い頃から食べさせてあげられなかったんです。」
とのこと。
乳製品の代わりになる食材って何?
はい!!たくさんありますよ。
まず定番は、「バナナ」です。
バナナは、ミキシングすると、とってもクリーミーになります。
アイスクリームを作る時は、あらかじめバナナを凍らせておいて作ります。
以前、三軒茶屋小学校の夏休みのワークショップで、「バナナとイチゴの酵素アイスクリーム」の作り方を子供達に教えて作ったところ、大好評でした!!
その時、アイスクリームを作る前に、砂糖、乳製品、添加物の害についてのお話をしたら、結構、子供達も真剣に耳を傾け、考えてくれました。
さて、話を戻しますが、バナナの他に、先日、お伝えしたナッツ類を使った「ナッツミルク」もよく使います。
詳しくはこちら↓
「寒い日は、ホットミルク♪でも牛乳は体にいいの?」
特に、カシューナッツは、アーモンドのように皮を剥く必要がないので、とっても便利に使えます。
また、ナッツの中でも一番クリーミーなので、いろんなスイーツに使うことができます。
市販のチョコレートの中身は安全?
明日はバレンタイン♪
店頭には、色とりどりのチョコレートが並んでいて、見ているだけでワクワクしてきますね。
しかし!ある有名なチョコレートの裏側の表示を見てみると、乳製品の量がかなり多いのです。
よく見ると、砂糖、ココアバター、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ホエイクリーム、脱脂粉乳、生クリーム、バターオイル、乳化剤、香料、さらに、「砂糖」が一番先に表示されているということは、かなりの量を占めており、市販のチョコレートの砂糖の含有量を調べてみると、100g中27g~60gが砂糖なんです!!
板チョコ一枚が、50g程度ですから、板チョコ一枚で14g~30gの砂糖を摂取してしまうことになります!
WHOでは、成人の砂糖の摂取に関して、推奨基準は1日5g以下です。
板チョコ一枚で、WHOの基準の3~5倍もの砂糖を摂取していることになります。
さらに、「植物油脂」「乳化剤」「香料」などの添加物も入っています。
実は、これらは、その元となる素材が何を使っているかが表示されていません。
植物油脂には、動脈硬化やガン化を招くパーム油がよく使われています。
このパーム油農園を作るために森林伐採が行われ、オランウータンなどの動物が絶滅の危機に追いやられています。
自然破壊の代償に得られた、危険なパーム油が入っているチョコレートを大切な方にプレゼントする・・・。ちょっと考えさせられますね。
そこで、今日は、地球環境にも優しく、もちろん、体にも安心安全な素材で、簡単に作れる「ギルトフリーの抹茶RAWトリュフ」の作り方をご紹介しますね。
トッピングの「抹茶」を「カカオパウダー」にすれば、通常のトリュフになりますよ♪
ギルトフリーの抹茶のRAWトリュフ
チョコレートの中身の基本は、「カカオバターとカカオパウダーと甘味料」です。
オレンジやバニラなどのエッセンスを入れて香りを出す時もあります。
クリーミィにしたい時は、一般的には乳製品を使いますが、ヘルシーにしたい時には、ナッツなど植物由来のものを使います。
では、お待たせいたしました。
レシピをご紹介します。
材料(20個分)
- 生のカシューナッツ 100g
- デーツ 50g
- ドライレーズン 50g
- ローカカオバター 20g
- 抹茶* 10g
- メイプルシロップ 小さじ2~3
- 塩 少々
※手づくり発酵ジュースがある方は、メイプルシロップを少し減らして、発酵ジュースを入れるとコクのある甘みになります。
コーティング用
- 抹茶* 10g
作り方
- ローカカオバターを湯煎して溶かす。
- カシューナッツとデーツ、ドライレーズン、抹茶、塩をフードプロセッサーに入れて混ぜる。あまり混ぜすぎないようにざっくりと混ぜる。
- 味見をして甘みが足りない時は、メイプルシロップを加える。
- 42度以下で湯煎して溶かしたローカカオバターを少しずつ入れながら、ひとまとまりになるまで撹拌する。
- 出来上がった生地を冷凍庫で冷やす。
- コーティング用のカカオパウダーやココナッツパウダーをパッドに薄く広げておく。
- 冷やし固めた生地を等分し、小さく丸めながら形成したあと、冷凍庫で冷やす。
※ 「抹茶*」の部分を「カカオパウダー」に変えると、カカオ色のトリュフができます。「ココナッツパウダー」に変えると、白いトリュフができます。
ぜひ、「ギルトフリー」「アレルギーフリー」のチョコレートを作ってみてくださいね。
発酵ローチョコ
こちらは、発酵リビングフードのアドバンスクラスで作った、テンパリングした本格的な発酵ローチョコレートです。
艶とコクがあって、生徒さん達から大好評でした!
ぜひ、今年のバレンタインは、健康的な発酵RAWチョコを大切な方にお渡ししてみて下さい。
こうした砂糖や乳製品を一切使わないスイーツだけでなく、添加物やグルテンフリー、RAWで楽しむことができる『発酵リビングフード』レシピを体験できる、体験説明会を開催しています。
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東京、横浜、福岡にて毎月開催中!
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2/16(土)10:30〜
2/22(金)19:00〜
3/3 (日)10:30〜
3/4(月)10:30〜
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